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pbr1倍割れ問題の対応は1つの部署で完結しますか?

この「PBR1倍割れ問題」への対応は、当然ながら企業価値向上という最大の経営課題に正面から総合的に取り組むことを意味しており、1つの部署で対応が完結することはありえません。 CFOやCSOが中心となって、経営企画、財務、経理、サステナビリティ、ガバナンス、IRなどの各部署を巻き込み、さらには、事業部門とコーポレート部門の垣根も超えて、全社ワンチームで取り組む必要があります。

pbrとは何ですか?

PBRは、ROE÷株主資本コスト(長期的に持続可能な収益成長率をゼロと仮定)です。 ROEは、収益を増やすか、収益に影響なく資本を減らすことで改善しますが、収益向上は簡単ではないので、自社株買いなどで資本を減らすことがROE改善の近道となります。 それ以上に重要なのが、株主資本コストの低減です。

pbr <1の業界ってどんな業界ですか?

PBR >1の業界には、精密機械・医薬品・食料品・小売業・情報通信・陸運業などの名前が連なっています。 またPBR <1の業界として、鉱業・海運業・銀行・パルプ紙・石油石炭・非金属などがあります。 (出所:東京証券取引所HP2016/6) どんな業界でも革新的でニッチな技術・サービスで台頭する新しい企業が出てくる可能性はありますが、業界全体を取り巻く空気は簡単なことでは取り除けません。 業界の動向を参考にしながら、自身の投資基準を明確にした上で計画を準備してください。 黒字倒産しないか? 低PBRの銘柄の好転を狙っている間に、その企業が倒産してしまっては元も子もありません。 企業の倒産というと、赤字がイメージしやすいかもしれませんが、実は黒字でも企業が倒産することがあります。

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